おまとめローンの業者選びのポイントと一本化の進め方

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おまとめローンの業者選びのポイントと一本化の進め方について

 

おまとめローンは複数ある借金を1本にまとめることによって、負担を減らすためのローンです。おまとめローンを利用すると支払日がわかりやすくなるだけでなく、金利が引き下がることもあり、金銭的な負担も減少することがあります。借金の残高がわかるようになることで、精神的な負担も減らすことができるでしょう。

 

しかしおまとめローンは業者をしっかり選ばないと、かえって損をしてしまうこともあります。どのような点に気を付けて業者を選んだらよいのでしょうか。審査の進め方やまとめ方はどのようにしたらよいのでしょうか。意味のあるおまとめローンにするためには、その商品内容をしっかり把握してから契約をしなくてはなりません。

 

おまとめローン選びのカギとなる「金利」をチェック

まずおまとめローン選びで重要なのが金利です。普通のカードローンと比較すると限度額が大きくなることも多く、おまとめローンの返済は長期になります。そのためわずかな金利の差でも最終的な利息負担に大きな差が出てくることもあるのです。ただし返済期間も延びてしまうようなローンには注意が必要です。

 

毎月の負担は少なくなるかもしれませんが、結果としておまとめローンを利用する前よりも利息負担が増えてしまうこともあるのです。

 

まず金利の低いローンの契約の進め方や選び方についてですが、実は金利が低いローンは審査も厳しくなっています。複数の借入がある時点で信用力は低下してしまっていますので、有利な業者ばかりを選んでいては、いつまで経っても契約できないこともあります。利息制限法によって限度額が100万円以上になると、強制的に金利が15%以下に下がります。

 

また、おまとめローンはたくさんありすぎる借り入れはまとめることができません。それは他社のリスクを一手に引き受けることが危険であり、業者ではまとめることができる最大件数を設定しているところもあります。多くても4社程度をまとめるようにしましょう。契約可能となった場合でも、すべての借入をまとめることはできないこともあります

 

その場合は限度額の少ないものからまとめていき、利用実績を作ったうえで契約内容の変更手続きを行いましょう。契約内容の変更手続きの進め方は新規の契約のときと似たような審査がありますが、すでに取引がある分問題なく返済ができていれば審査通過率は上がります。

 

おまとめローンはどこで組むのが良いの?

消費者金融には総量規制があり、年収の3分の1以上の借り入れができないと思っている人も多くいます。確かにそれは間違いではありませんが、おまとめローンに限っては例外が認められるケースもあります。それは借主が一方的に有利になる契約の場合です。総量規制の対象外となれば限度額も大きくしやすいため、消費者金融のおまとめローンでも金利が引き下がりやすくなります。

 

ただ、どうせおまとめローンを利用するのであればこうした業者よりも、さらに金利の低い銀行系ローンを選んだほうがよいでしょう。いくら総量規制対象外になったとしても、銀行系ローンよりは金利が高くなってしまうことがあるからです。

 

一言におまとめローンと言っても、2種類のタイプがあるので注意しておきましょう。
1つはカードローンタイプ

大きな限度額で他社の借り換えができるものです。このタイプのローンはあとから追加で融資を受けることもできますので、強い意志をもって返済を行わないと、借り換えても返済が思い通りに進まなくなることがあります。

 

もう1つが最初に契約額を借入、他社を返済したあとは返済専用のローンになるタイプ

追加での借り入れができませんし、金融機関によっては随時返済が制限されていることもあります。返済を自分の収入に合わせた進め方で行いたい人は、自由に随時返済ができないと不便になることもあります。返済を計画的な進め方で行いたい人は予定通りになるのでよいかもしれません。

 

どちらのタイプを選ぶかによって、利便性が異なります

 

なぜ銀行カードローンがおまとめに向いているのか?

銀行系のおまとめローンが有利なのは、なんと言っても金利の低さです。高くても金利が15%以下のところがほとんどですので、消費者金融や信販会社での借り入れはまとめることで金利を下げることができるでしょう。

 

そして借入限度額の高さも魅力です。

 

例えばカードローンタイプのローンで借り換える場合、消費者金融では例外として認められなければ総量規制の対象となります。200万円の借金をまとめるのには600万円の年収が必要となり、借金の残高が多ければ多いほど、まとめるのが困難になるのです。

 

銀行系ローンでは規制対象外ですので、金融機関の判断で限度額を設定してもらうことができます。収入が低くても毎月しっかりと返済をし、信用を築くことができれば、かなりの低金利で大きな限度額を設定してもらうことも夢ではないのです。

 

また、金融機関によっては預金してある金額も返済したものとして扱ってくれたり、ポイント制度があったり、さまざまな特典がある業者もあります。ローンの契約があるだけで待遇が変わり、振り込みやATM手数料が一定回数無料になるところもたくさんあります。一般的に消費者金融ではそのような制度を取り入れているところが少ないので、ただ返済するだけのローンになってしまいがちです。

 

預金口座が一定の担保となることもありますので、銀行のローンというと審査が厳しいイメージがあるかもしれませんが、審査で優遇してもらえることもあります。おまとめローンを利用する場合は金利や限度額以外の特典もチェックしておくとよいでしょう。

 

銀行以外でおすすめのおまとめローンとは?

ただ、銀行以外でも金利が安くて限度額が大きいローンはあります。それは「目的別ローン」の一種として扱われているおまとめローンがある業者です。消費者金融や信販会社でも、このタイプのローンを提供している会社があります。

 

このローンは先ほどにも述べた、他社を完済後は返済専用となるローンです。追加で融資を受けることができないのは不便かもしれませんが、計画的な返済の進め方にすることができるため、金融機関にとっても破たんリスクが低くなります。そのため14%程度の金利で提供されているものもあります。

 

また、このタイプのおまとめローンは、複数の借入をまとめる目的がありますので、最初から限度額が高額に設定されているものも多くあります

 

目的別ローンの中には「フリーローン」というものもあります。これは利用使途自由で、カードローンのように好きな時に借り入れができないタイプのローンで、最初に契約した金額をまとめて借りることになります。借り入れ後は返済専用になりますが、フリーローンの場合は様々なことに利用できる反面、金利も高く設定されているものも多くあります。枠が小さければすべての借金をまとめることができない場合もあります

 

返済計画の進め方で、カードローンでまとめるのか、返済専用になるローンでまとめるのか選びましょう。一度決めてしまうと返済計画の進め方を変更することが難しいので、今後の収入や支出のバランスを考えたうえで、無理のない返済の進め方を選ばなくてはなりません。

 

希望とするおまとめローンの審査に通るためには?

他のすべての金融商品にも言えることですが、金利の高さはリスクの高さと比例しています。金利ばかりに着目して低い業者を選んでしまうと、審査もかなり厳しくなってしまい、なかなか希望するローンの契約ができないこともあります。

 

業者にとってリスクの低さはどこで判断しているのでしょうか。それは借り入れ件数と借金の金額です。この中でも重要なのが借金の総額よりも件数です。件数が多いということは、1件当たりの契約限度額が低くなっています。低い限度額しか与えられていないということは、他社でも信用されていないという証明になってしまうのです。

 

希望するおまとめローンの審査に通るためには、自分は信用できる人物だと思ってもらわなくてはなりません。まず簡単にできるのが借り入れ件数を減らすことです。もしかしたら少し空いている枠があれば2社を1社にまとめたり、長く取引している会社で増額申請ができることもあります。増額することができればそれだけで借り入れ件数を減らすことができますので、いきなり難易度の高いおまとめローンを選ぶのではなく、まずは信用情報の回復を進めるのもよいでしょう。

 

毎月の返済を滞納しがちな人も注意が必要です。毎月の利用履歴は24か月分残りますが、直近半年のデータは審査への影響も大きくなります。本気でおまとめローンを契約したいのであれば、他社での利用も滞納することなく返済するようにしましょう。過去に何度か滞納していても、直近のデータでリスクの減少が見られれば、契約できる可能性も上がってきます。

 

一本化を目指して「他社借入件数」を減らそう

おまとめローンは1つの業者しか選べないというわけではありません。

 

限度額が高めの業者で契約することによって、全体の借り入れ件数を圧縮することができます。本命のおまとめローンはとても金利が低くて有利な条件かもしれませんが、一度審査に落ちてしまうと半年程度は申込ができなくなります。少しでも審査通過率を上げるために、増額をして限度額の大きなローンでまとめたり、少額のものから優先して完済していきましょう。

 

条件は良くなくてもたくさんの件数をまとめることができそうなローンがあれば、一度そこでまとめて信用情報をクリアにする踏み台にするのもよいでしょう。実は最初から有利な条件で高額の限度額を設定してもらうことは、とてもハードルの高いことです。特にたくさん借金がある人は長期戦になりますので、上手な返済の進め方を計画しておくのもよいでしょう。条件が最初は良くなくても、利用して交渉を重ねるごとに金利が下がったり限度額が上がることもあります。

 

うまく借金をまとめることができたら、完済までの道筋が見えてきます。今度はそのローンの残高を減らしていくことを目標とすればよいのです。借金の件数が減ってくるとさらに有利なおまとめローンの契約ができることもありますので、1本になったあとも利用できるローンがないか探してみるとよいでしょう。

 

借り換えを繰り返して金利を低くしていくのもよい方法ですし、半年に1回は金融機関に今後の返済計画の相談をしてみましょう。解約されると金融機関も収益が減りますので、リスクが低いと判断されれば条件の変更にも積極的になるでしょう。