知らないと損をする!おまとめローンにして起こるメリット

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知らないと損をする!おまとめローンにして起こるメリット

 

複数の借入があると支払日や支払う金額もバラバラで、なかなか完済までの道のりが見えないものです。特に支払先が多いほど、うっかり忘れて延滞してしまうリスクもあります。おまとめローンはそのような支払いを1社にまとめることによって、支払い計画を立てやすくし、さらには好条件での借り入れに変更するものです。

 

厳密にはおまとめローンと借り換えローンは違っており、提供している金融機関によっても商品内容が異なります。おまとめローンを利用しないとどのくらい損をしているのでしょうか。おまとめローンのメリットと特徴について知識をつけておきましょう。

 

おまとめ・借り換えとは?

おまとめローン、借り換えローンは、他社の借入を別の会社に移す借入のことです。通常は2社以上の借入を別の会社でまとめることによって、今まで複数の会社に返済していたものを1社にすることができます。

 

おまとめローンの提供先から融資を受けたら、その資金はすべて他社の返済に利用しなくてはなりません。

 

もし別のことに利用してしまうと、さらに借金が増えてしまうばかりか、契約違反になる可能性もあるので注意が必要です。

 

おまとめローンと呼ばれるものの中にも実は2種類あります。

1つはカードローンタイプで、単純に他社の借入をまとめるだけの大きな限度額を設定してもらえるローンです。消費者金融でも総量規制の対象内であれば複数の借入をまとめることができます。

 

カードローンタイプでは借入をまとめたあとも、限度額内で自由に借りることができます。しっかりと返済していく強い意志がないと、再び借り入れをしてしまって、結果としてなかなか残高が減らなくなってしまうこともあるので注意が必要です。追加で融資を受ければその時は楽かもしれませんが、支払い期間が長くなる分利息負担が大きくなり、損をしてしまうことになります。

 

もう1つが目的別ローンタイプのものです。

こちらは最初に契約した額の融資を受けたのち、他社を完済したあとは返済専用のローンとなります。追加融資を受けることはできませんので、返済計画が変わって損をすることはありません。ただし、有利な条件になる分、月々の返済額が減少し、支払い期間が長くなることがあります。

 

そうなると結果として利息が増え、損をしてしまう可能性があります。おまとめローンを選ぶときは、金利と支払い期間に着目しましょう。いくら低金利でも長期化すれば利息は大きくなります。

 

また、カードローンと違って随時返済に手数料がかかることもあります。随時返済できれば自分の意志で早く完済できますが、手数料を取られてしまうとその分損をしてしまいます。随時返済に関する規定は会社によって異なります。

 

単純な1社の借入を別の会社に移すだけでもメリットがあることがあります。金利が大幅に引き下がるケースです。低金利のローンほど負担は小さくなりますので、借金の整理をするだけでも負担を大きく減らし、完済までの近道をすることができるのです。

 

借り換えの特徴

借り換えの特徴としては2つあります。

 

1つ目は支払う利息を節約したい場合

利息はコストですので、単純に言えば損失です。損失を抑えるためには、できるだけ利息負担や手数料を減らすしかありません。同じ会社を利用していれば、いつか契約内容を見直すことも可能になります。しかし契約内容の見直しは決して簡単なことではありませんので、好条件のローンがあれば借り換えてしまったほうが早いのです。

 

ただし金利が下がると、毎月の返済額も下がることがあります。その場合は支払期間が長期化してしまうので、あまり金利が下がったメリットがなくなってしまうでしょう。支払う金額が同じであれば、金利が低いほうがメリットが大きくなります。

 

2つ目には月々の返済負担を減らすという目的

1つの会社にまとめることによって返済はその会社だけになります。たくさんの会社に少額ずつ支払っていると、お金の管理をすることも大変になってしまいますし、そのうちのいくらが利息で、いくらが元金に充当されたのかもわかりにくいです。借金は元金が減らない限り、永遠に返済が続きます。元金の減り具合を確かめるためにも、1つの会社にまとめておいたほうがメリットがあるのです。

 

また、もし複数の借入があって滞納してしまうと、その利用分に対して遅延損害金が発生することがあります。遅延損害金は通常の利息よりも高い金利で計算されますので、さらに大きな負担を負うことになります。管理をしやすくすることで、遅延損害金を支払わなくてはならないような状況になる可能性をできる限り減らすことができるのです。延滞してしまうと、それだけで信用情報に記録が残ってしまいますので、できる限り避けなくてはなりません。

 

こうした不利な記録があると、有利な条件で契約できるローンの審査に通ることが難しくなりますので、延滞を繰り返してしまう前に、早めにおまとめローンの契約をし、メリットを享受する必要があるのです。

 

契約するおまとめローンによっては、借り換えをしたあと、完済した会社の証明書が必要になることもあります。そうしないと別の目的に利用されてしまう可能性があるためです。完済しても信用情報上は記録が5~10年間残りますので、直近で延滞していたような借り入れは記録が消えるまでは普通に返済を続け、借り換え対象としないほうが良いでしょう。

 

借り換え後の利息について知ろう

借り換えができるローンはさまざまな金融機関から出されています。基本的におまとめローンのほか、カードローンでも、利用使途自由となっています。そのため借り換え目的での契約でも全く問題ないのです。

 

では実際には借り換えをするとどのくらい利息でメリットがあるのでしょうか。

例えばプロミス、モビットから25万円ずつ借り入れをしたとします。

 

プロミスの最大金利は17.8%、モビットは18%です。返済額はプロミスが1万円、モビットが1万1千円とすると、返済回数はそれぞれ32回と28回になります。利息総額は合計で12万円強となります。

 

完済するのにも2年以上かかりますし、その間に12万円を損していることになるのです。この合計50万円の借金を別の会社でまとめると、どのくらいメリットがあるのでしょうか。

 

メガバンク代表はみずほ銀行カードローン「エグゼクティブプラン」、ネット銀行代表は住信SBIネット銀行「Mr.カードローン」、地銀代表は東京スター銀行の「のりかえローン」で計算してみましょう。みずほ銀行の金利は上限が7%です。この時点でプロミスやモビットの半分以下なので、かなりメリットがあることがわかります。返済回数は26回で、最終的な利息は4万円弱です。

 

住信SBIネット銀行の場合は26回払いで45000円、東京スター銀行の場合は27回払いで57000円ほどです。どこの金融機関を見ても、借り換えることで利息が半分以下になりました。つまり低金利のローンに借り換えないと、これだけ損をしてしまっているのです。

 

金融機関によって金利の設定が違いますので、必ずしも損失を減らすことができるというわけではありません。銀行ローンでも、ジャパンネット銀行のように金利が18%のものもあります。この場合利息負担はほとんど変わりません。むしろ若干増えて損が膨らんでしまいます。ただし限度額が100万円を超えると、どこの金融機関でも最大金利は15%以下になります。これは法律で定められている規制があるからです。

 

借り換えやおまとめローンを利用すると、限度額が大きくなるのが一般的です。100万円以上の契約になれば、15%以上で借りているローンよりはメリットがあると考えてよいでしょう。限度額さえ大きければ、その枠の中で10万円借りていても80万円借りていても、適用される金利は一緒です。

 

おまとめ・借り換えはどう選ぶ?

ローンを利用すること自体が少なからずをしています。どのような低金利のローンであっても、必ず利息負担が発生するからです。ではどのようにしたらその損を最小限にできるか。その選択肢の1つがおまとめローンや借り換えローンの利用なのです。

 

収入や支出のバランスは人それぞれ違いますので、必ずしもすべての人がおまとめローンを利用したほうが良いというわけではありません。しかし普通に支払いを続けているよりは、借り換えることでメリットが発生する可能性が高くなります。

 

おまとめローン、借り換えローンでは借り換え先に指定がある場合があります。例えば消費者金融系のローンの場合、同じ総量規制の対象である消費者金融の借入や、クレジットカードのキャッシングを対象としています。クレジットカードのショッピングの借り換えには利用できないこともあるので注意しましょう。またショッピングの金利はキャッシングよりも低く設定されているものが多く、借り換えることで利息による損失が拡大することもあります。

 

カードの与信枠が空けば、再びカードを利用できるようになってしまいますので、しっかりと自分を制御しておかないと借金の総額が再び拡大することもあります。ショッピングは利息で損をしない一括払いを利用するようにし、支払い能力を超えた利用はできるだけ避けましょう。ただし、利用者の状況によって借り換えたほうが一方的に有利と判断される場合は、消費者金融のローンでも銀行からの借り入れやショッピングの利用残高をまとめることができます。

 

ローンの契約には口座の開設が必要になるところもありますし、イオン銀行では年収200万円以上、オリックスクレジットVIPローンでは400万円以上必要など、年収による制限があるものもあります。こうした契約条件はクレジットカードやカードローンの契約でも同様にありますので、自分が条件に当てはまっているローンを選びましょう。

 

おまとめローンは複数の会社の借り入れをまとめるので、金融機関にとっては非常にリスクの高い商品です。金融機関も損失を出さないように、信用できる人にしかローンの提供は行いません。誰でも簡単にまとめることができるわけではないので、注意しておきましょう。

 

また、借り換え後に元金が大きくなった状態で延滞すると、遅延損害金も高額になることがあります。借り換え後はしっかりと返済計画に従っていきましょう。