借り換えローンを検討している方。まずは審査について確認しよう

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借り換えローンを検討している方。まずは審査について

もっと有利な条件で借り入れができたら。お金を借りている人は一度はそのようなことを思ったことがあるのではないでしょうか。お金を借りれば金利に応じた利息を支払わなくてはなりませんが、毎月利息の返済ばかりでなかなか元金が減らなくて悩んでいる人もいます。

 

事実、同じ金額を借りていても、金利が低いほど利息負担も少なく、毎月同じ金額の返済をしていても早期に完済することができます。

 

特にたくさんのローンを抱えている人は、借り換えをすることによって返済計画が立てやすくなりますので、検討してみるのもよいでしょう。では実際にはどのような点に注意して借り換えローンを検討したらよいのでしょうか。借り換えローンにはどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。

 

借り換えローンの審査で参考とされる情報

まず借り換えローンを検討する前に、過去の自分の返済状況を思い返してみましょう。借り換えたりまとめたりということは、金融機関にとってはそれだけリスクの高いことです。一般的に金利の低いローンは信用力のある人しか利用することができません。たくさん借金のある人はそもそも信用力が低下してしまっているので、借り換えローンの審査に通過することが難しくなっているのです。

 

借り換えローンでの審査は通常のカードローンやクレジットカードと同じく、申し込み内容と信用情報を参考に行われます。金融機関によって審査基準は異なりますが、おおむねスコアリングの内容が重要となります。スコアリングとは、申し込み内容から各項目に点数を付けていくものです。一定の基準以上のスコアを獲得できた場合のみ、契約となるのです。

 

基準値すれすれの状態の場合、コンピューターで自動的に否決にはせず、人の目による判断が行われることもあります。また、金融機関では記入された項目に嘘がないかチェックをします。それが信用情報の確認です。

 

日本には信用情報機関が3つあります。

  1. 消費者金融などが加入しているJICC
  2. クレジットカード会社や信販会社が加入しているCIC
  3. 銀行が加入している全国銀行個人信用情報センター

です。

 

信用取引を行うと、必ずこの信用情報機関のいずれかに記録が残ることになっています。最近では複数の信用情報機関に加入している会社も多いため、複数の信用情報に記録が残ることもあります。特にこの情報の中で審査で大切なのが、借金の件数、総額、延滞など事故履歴の有無です。

 

借り換えローンは他社の借入をまとめるためのローンですが、実はたくさん借り先がありすぎても借り換えをすることができません多重債務状態として扱われてしまうためです。借り換えローンを検討する前に、現在ある借金を圧縮したり、件数を減らすことから考えたほうが良いでしょう。

 

特に低金利のローンほど審査基準は厳しくなりますので、件数は少ないほうが良いです。多くても4件程度に抑えておきましょう。その場合、一度消費者金融での借り換えを検討するのもよいかもしれません。消費者金融では総量規制内であれば、比較的借り換えにも積極的だからです。銀行と比較すれば金利は有利ではないかもしれませんが、より低金利なローンを組む前の踏み台とすることができます。

 

また、金額が大きければ消費者金融でも、ある程度金利を引き下げることは可能です。利息制限法で100万円以上の限度額になれば上限金利が15%以下に引き下がるからです。審査の厳しいローンを検討する前に、直近2年の間に滞納をしたことがないか思い出すことも大切です。短期間の滞納ではそれほど問題になることはありませんが、繰り返し滞納をしていれば、信用情報上あまりよくありません。

 

借り換え先でも滞納されると思えば、金融機関は借り換えに対して消極的になってしまいます。毎月の履歴は24か月、つまり2年間保存されます。2年間延滞することなく返済を続けていれば、滞納したことがあっても、その記録は押し出されることになっているのです。

 

借り換えローンの審査基準となる項目

借り換えローンの一般的な審査基準は、年齢、住居形態、住居年数、家族形態、職業、勤続年数、年収などです。

 

年齢制限されている借り換えローンもありますので、若い人や年配の人では利用が難しいこともあります。若い人の場合は住居年数や勤続年数も短いことが多いため、その点年齢が高い人と比較すると不利になります。元気な働く世代である30~50代が審査では有利になります。

 

住居は持ち家が一番有利です。賃貸の場合は公営住宅では不利になりますが、一般の賃貸で極端に不利になることはありません。ただし賃貸では毎月のように家賃支払いが発生しますので、その分支払い能力を圧迫することになります。家賃の高い立派な家に住んでいると信用もありそうと思うかもしれませんが実は逆で、高額な家賃支払いはマイナス評価の対象となります。家賃は少ないほうが審査には有利となるのです。

 

住居年数も長いほうが有利で、引っ越しを頻繁に繰り返す人は行方不明になる可能性があるため、信用力が低下します。家族と住んでいる人、親や兄弟がいる場合は有利になります。一人暮らしの世帯数が多くなっていますが、だれかと住んでいるほうが連絡が取りやすいため信用力はアップします。配偶者がいる場合、子供がいるとそれだけ支出も増えますので、マイナス評価となることがあります。しかしそれだけで審査に大きな影響を与えることは少ないでしょう。

 

職業も非常に重要です。職種によっては収入に大きな違いが出てくるためです。公務員や大手企業の従業員の評価が高くなります。社長の評価は高いかと思われがちですが、実は逆で、社長は会社のリスクを背負っているため、審査基準としてはマイナス評価になることがあります。役職付きのサラリーマンがスコア的には高くなるのです。最近では非正規雇用も多くありますが、こうした人たちでも借り換えをすることは可能です。

 

しかし正社員と比較すれば自営業、アルバイト、派遣社員などは評価が低くなるでしょう。無職の場合は安定した収入がありませんので、どのような理由があっても借り換えをすることは難しくなります。借り換えもそうですが、他のローンでも必ず安定した収入があることが絶対条件となっています。

 

年収は最低ラインは200万円程度です。

 

借り換えはそもそも限度額が大きくなる傾向があるため、収入が少ないと契約できる会社が極端に少なくなります。ただし消費者金融の場合は総量規制内であれば契約できることもあります。例えば150万円の年収であれば、限度額は50万円までとなります。しかし50万円の限度額で借り換えたところで金利が有利になる可能性は低いので、あまり検討する価値はないかもしれません。

 

せっかく借り換えるのであれば、金利が有利になる銀行や信用金庫などのローンを検討するのが良いでしょう。勤続年数も長ければ長いほど良いでしょう。転職を繰り返している人、転職したばかりの人は契約できる可能性が低くなりますので、転職を考えている人は実行する前に検討しておいたほうが良いです。

 

審査通過に向けて最終確認!

どこの金融機関でも似たような審査方法を行っていますので、審査についての知識があれば、ある程度対策をすることができます。審査通過のためには4つのポイントがありますので、必ず押さえておきましょう。

 

まず申し込み内容に記入ミスがないことです。

特に連絡先が間違っていて連絡が取れないとなると、いかに返済能力や信用力がある人でも、契約することができません。最悪の場合嘘をついたと判断されることがあります。借金の件数や総額が信用情報上のデータと異なってしまうことも注意が必要です。嘘ではなくても借金の管理ができていない人だと思われてしまうことがあります。

 

信用情報に事故記録がないことです。

この場合の事故とは、長期の延滞や債務整理です。事故情報があると金融機関は非常に警戒します。もし借り換えをして債務整理となれば、そのお金が全額戻ってこなくなる可能性があるためです。小さな延滞はそれほど気にしない会社もありますが、そうした会社では幅広い貸し出しを行っており、有利な契約になる可能性が低くなります。より有利な条件で契約したいのであれば、少しでも不利な情報を信用情報に残さないように気を付けていく必要があります。

 

借り入れ件数です。

おまとめローンや借り換えローンでは多すぎる借り先の借金をまとめることができません。金額よりも件数を重要視している会社もあります。多重債務状態を解消するためには、少額利用のものから順番に完済していくようにしましょう。この件数の中には、クレジットカードのキャッシング利用も含まれています。少額の利用であっても「一件」として数えられてしまいますので、残高がある場合は注意しておく必要があります。

 

また、新しく契約をするのではなく、すでに契約している会社の限度額を上げるのも手段の一つです。限度額が多くなれば、そこで借り換えをすることもできるからです。利用していないローンは解約することも検討しておきましょう。対象となる借り入れ件数は、ローンやキャッシングの利用が数えられますが、ショッピングリボの金額が多い場合も警戒されることになるでしょう。

 

おまとめローンの中にはショッピングの利用はまとめることができないと明記されているものもあります。普段からカードで支払っている人は、支払い方法がリボになっていないかチェックしておきましょう。リボにしておくと毎月の返済額が一定で楽かもしれませんが、設定されている金利に応じた利息も支払わなくてはなりません。安い買い物をしたつもりでも、結果として高くなってしまうことがあるのです。

 

いくら借金をまとめても、その後返済できなくては意味がありません。家計を見直しして持続可能な返済計画が立てられるかを見ておくことも大切です。

 

返済可能額をはっきりさせておくことが大切です。

家賃の支払いが多い場合は引っ越しを検討したり、生活スタイルそのものを変更することも必要でしょう。借金があるだけでお金はどんどん流出しますので、少しでも早く完済することが大切です。